島津ダイアグノスティクス株式会社新卒採用情報

コンパクトドライ

社会に貢献しながら、会社も成長していく戦略製品です

K.T

経営企画室 マネージャー

島津ダイアグノスティクスは、細菌検査のリーディングカンパニーとして、人々の健康を支えるという志があります。「コンパクトドライ」は、それをカタチにした製品です。食品の微生物検査の市場規模は日本だけでおよそ100億円以上、海外はその数倍にのぼり、今後も拡大すると言われています。事業を通じた社会貢献によって会社も成長していく――「コンパクトドライ」は成長戦略のキープロダクツの一つです。

コンパクトドライとは

食中毒の原因となる微生物を簡単に検査できる培地

食品事故で最も怖いものと言えば、食中毒。培地は、食品が大腸菌などに汚染されていないか、汚染されている場合は菌の数を調べるために使用されます。通常、培地による検査には専門的な準備や環境、技術が必要ですが、それらがなくても簡単に検査ができるようにしたのが、「コンパクトドライ」です。
M.O

技術部
製品カスタマイズチーム
サブリーダー

ユニセフやWHOにも紹介され、世界から注目されています

「コンパクトドライ」は、ドライという名前が付いているように、乾燥した培地です。そのため、冷蔵での保管がいりません。検査の簡便さに加えて常温での保管を可能にしたことで、検査環境やインフラ整備が整っていない地域でも使用されています。特に貧困地域では水の衛生検査に利用されおり、ユニセフやWHOが発行しているレポートでも紹介されました。現地で水の検査をしている写真を見たときは、驚くと同時に感動しました。現在、「食」と「水」の安全確保でもっと多くの人々に貢献するため、各国・各地域の販売代理店や営業担当者と協力して「コンパクトドライ」の販売促進に取り組んでいます。

S.M

技術部
製品カスタマイズチーム
チームリーダー

食品衛生検査の現場ニーズを叶えるために開発しました

食の安全がこれまで以上に注目されている中、食品の品質管理の現場では、「検査を効率化したい」「検査員の技量の差による結果のバラツキをなくしたい」といった声が多く聞かれます。検査の要となるのは培地ですので、私たちは、こうしたニーズを叶える「コンパクトドライ」を開発しました。特別な準備や調整をしなくても、試料を1ml垂らすだけで、素早く大腸菌などの有無や汚染度合いを判定できるようになりました。「予め滅菌されているし、培地調整もいらないので助かっている」など、お客様から喜びの声を聞くたびに、苦労した甲斐があったと嬉しさがこみ上げてきます。

※役職・所属は取材当時のものです。

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